この日の青空は永遠
近所のスーパーから出ようとすると、向こうから数字を模った風船を持っている人が見えた。1と7。17歳か71歳のだれかを祝ったのだろうか。それとも祝ってもらった側が記念に持ち帰っているのだろうか。
スーパーから出ると、その人物が近くに見えた。女子高生だった。17か。
2人組の女子高生。はしゃいでいる。数字の風船は結構大きい。大きな1と7を1人で抱きしめている。隣の友だちが待とうか?と言ってるのに、持ち主はひとりで抱え続けていた。
あの子がお誕生日でもらったのかなと、ぼんやり眺め、聞くつもりもなく聞こえてくる2人の会話が風に乗って耳に入ってくるま
もらった側でなく、どうも贈る側っぽい。
なんでこんなところで大きな風船持ってるの?
お誕生会の会場で膨らませればいいじゃない。
そこでひらめく私の灰色の脳細胞。
このスーパーには、無料の自転車用空気入れ機がある!!
2階には100円ショップがあるし、横着して買ってすぐ膨らませたら、運びにくくて仕方なくなったパターンかしら。ほほえま案件。
賢いんだかそうでもないんだか、私にはわからない。
でも、この日の青空や笑い合った日々を彼女たちは忘れないんだろうなあと思ったら、一気にまぶしく尊いもののように見えた。
目が潰れちゃうっ!!
尊いと思ったことを残しておきたくて、久しぶりにはてなブログを開いたのでありました…。