書き残しておきたいことが溜まってきたのさ
はじめまして、おひさしぶり、おはよう、こんにちは、こんばんは。
nawocongです。
子どもの頃のアルバムを見ると、写真の脇に母の字で「ナヲコ」と書かれていました。私の名前はなおこです。
母自身が「レイ」なのに公的文書に「令子」とか「レイ子」とか書いていたらしく、公務員だった父が母の厚生年金を大昔にまとめたことがあって、10年ぐらい前の年金未納騒動の時に、大変だったとぼやいていました。
父が公務員でなかったら、受給年金が減っていたと思われます。
大幅合っていれば、細部は多少変えてもいいと思っていたようです。
母はトリッキーな人でした。だれも母の本当の姿を知らないかもしれません。
小学生のころに「ドンキーコング」が流行りました。
やたら大きな仏壇を置いている小さな借家に住んでいた幼なじみに「なおこんぐー」とからかわれたことがあります。
そんなわけでナヲコングです。
名字が珍しすぎて、名前で呼ばれることがめったにありません。
学年に3、4人はいる名前ですみません。
でも、この平凡な名前が好きです。
父が自分の好きな名前を羅列して、母が選んだものらしいです。
祖父は瑠璃子にしたかったらしいです。ただでさえ、画数の多い名字にそれは勘弁です、おじいちゃん。かっこいい名前だけどさ。
平凡な名前をありがとう、お母さん。
偶然にも、今日は母の誕生日で、「生きていたら」71歳。
諸事情でまだ、実家に遺骨が置いてあります。
実家に帰るたびに、遺影を眺めながらまだ母がいるのだと安心している自分がいます。
だけどこの間、「9月末に一周忌やるから」と父に言われて、寂しい気持ちになりました。
この感情がどこからやってくるのか、不思議で仕方ありません。
母はトリッキーな人で、私になにも教えてくれなかったのに、きちんと私の一部で息づいているようです。
こんなカンジで、取り留めのないことをダラダラと書き残しておきたいがために、もう一個ブログを開設してみました。はい。
nawocong