幸せだと思っている話
去年のいまごろは、なんかもういやだー!!
あれやこれや、いやだー!!
新潟に帰るぞ、ごらあ!!
と、モヤモヤしていたはずなんだけど、いつの間にか「毎日楽しいじゃないか」と気づくとニヤニヤしている。
「幸せです」と口にすると「幸せな人ほど『幸せ』という言葉は使わないよ」と言われてしまいそうで、だけどこの感情をどのように表現したらいいのかわからないのだ。
「ありがとう」「感謝」という言葉も安易に使うと「宗教」とか「自己啓発」みたいで気持ち悪いし。
毎日、笑顔でいられるのはもう、いままでの自分を考えたら、もう。
ご飯がおいしいよね!
あ、コレで行こう。
ご飯がおいしいぞ!!
サルの歌
中学生のころ、季節は覚えていないのだけれども、ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンを聴いていて、橘いずみの「サルのうた」が流れてきた。
なんだか、放っておけなくて彼女のCDを集めた。歌詞の意味はわかっていなかったけど当時は優しく笑う「あの人」に憧れていたように思う。
20年以上経って、いまなら痛いほどわかる。
女性としてどのような人生を送るかわからない時代に出会った曲なのに、年齢を重ねるにつれて自分自身にピタリとハマった。
純粋無垢な時代(当時の自分は自分がそうだとは思っていないのだけど)に心に刺さる音楽、詩はその人の本質に刺さっているのかも…と聴き直すたびに思う。
あたしのおっぱい寂しそう!
夏に吉祥寺のタワレコに寄ったら流れていた曲。
さっき、ふと思い出して検索してちゃんと聴いてみた。
ケラケラ笑う34歳女性。
音楽を聴いてこんなに笑ったの久しぶりかも。
オトコノヒトには理解してもらえない世界を歌うガールズバンドが好きでござる。
アノヒト ソンナヒト ジャナイヨ
最近、不思議だなと思っていることがありまして。
あ〜!! うんざり〜!!!!!!!
と、思う人間関係に最近陥ることが増えていて、共通の友人に愚痴を聞いてもらうと「ああ、あの人は○○だ、言っても無駄」という言葉が返ってきます。
うんざり対象はそれぞれ別人だし、愚痴を聞いてもらう相手も同じでないし。そういうとき私は「ああ、私には人を見る目がないんだ…」と自分自身にうんざりします。
人から人の愚痴を聞いて、自分も同意であれば「そういうところあるよね〜」だし、同意出来なければ「あの人はそういう人じゃないよ〜」と返事を私ならします。
でも、もしかして私に気を遣って、同意じゃないのに同意してもらっているのかなあと、夜中に悶々と考えてしまうのです。
私だって完璧な人間じゃない。自己嫌悪に陥りながらも「生き恥さらして生きていくんじゃい!!」と自分に奮い立たせて生きている…つもり。
多分、私、「アノヒト ソンナヒト ジャナイヨ」でこれまで生きて来れたんじゃないかなって思うんだ…。
ごめんね、ありがとね。
だからこそ、同意出来ない愚痴には「アノヒト ソンナヒト ジャナイヨ」って笑い飛ばそうと思うのです。